
夢をかなえるゾウ
『人間が変われるのは何かをした時だけ』
ベストセラー小説夢をかなえるゾウ【ガネーシャ】からモチベーションをいただきました。
自分を変えたい!でもいつからやるの?
あなたが何かを始めるとき、何かを変えたいとき、どうしますか?
例えば
ダイエットを成功させたい。
筋肉をつけたい。
もっと勉強の成績を上げたい。
語学を学びたい。
資格を取りたい
など様々な目標が芽生える時があると思います。
その目標を達成するために、
始める方法をじっくり考え、作戦を練り、用意周到、準備万端で動きだしますか?
また始めるのはいつからですか?良い天気の日?休みの日?ヒマになったとき?テレビを見終わったあと?
もし、あなたが何かを変えようとしているなら
『今』始める以外選択肢はありません。それは行動にしても、言動にしても、考え方にしてもです。
「何かを始める前には準備が一番大事でしょう?」
と思われる方、たくさんいると思います。でも思い出してください。
準備に本、参考書を購入したとします。買っただけで満足してしまった経験ありませんか?健康器具を買っただけで満足して、少し使ってタンスの肥やしになってしまったもの・・・
なぜでしょう?
その意気込みは『楽』したいだけ?
原因の本質は本や器具を買って『楽』をしたいだけだったのです。
買って知りさえすれば、持ってさえいれば結果が出る、成功の秘訣があると思っているからです。『やろう!』と、決めることだけなら楽です。その楽に逃げてしまいがちです。
〇〇をやると決めている自分に対して期待をして満足している状態です。買って満足してしまったという典型的な状況です。
「そんなこと言っても、自分の生活の都合や家族などの都合があって忙しくて今から始めるなんてムリ」
と思いますよね。
しかし、何かを達成する、何かを成功させるには、
何かを失わなくてはいけないのです。
楽しいことでも、忙しいことでも、休息でも、1日24時間のなかで成功に向けての実行できる時間を作らなくてはなりません。
決めたことを続けられる方法
では『今』から『やる』にはどうするか。
自分がこうすると決めたことを
【せざるを得ない環境を作り出す】ことが必要です。
例えば、有酸素運動を続けたければ、定期券を一駅短く買うとか、自転車通勤の人は自転車を手放すとか、炭水化物ダイエットで白米を食べないようにするには、白米を家から無くす又は炊飯器を処分するなどです。
少し極端ですが、これが【せざるを得ない環境を作り出す】ということです。せざるを得ない状況を作り、まず一歩踏み出す。
この行動することに自分に期待をすることは大切なことですが、【ガネーシャ】はこうも言います
『期待は感情の借金』
これは、例えばこの本は自分を変えてくれると思っても知識を入れただけでは、成長している気になって入るだけなのです。
知識を入れただけでは人間は変われません。人間が変われるのは
実行あるのみ!
『何かをした時だけ』です
『何かを実行に移したとき』やりたいことを見つけるために、一番ダメなのが、『考える』ことです。
行動して『体感』することが大事です。何かを実行に移すことは、間違ったとしても偉大な一歩と言えると【ガネーシャ】は言っています。
【ガネーシャ】の言葉で一番印象に残ったのがこの言葉。『今まで無理やったらこれからも無理や。変えるならそれは『今』や。『今』一歩踏み出さないとそのまま死んでいくで』
いかがでしたか。
夢をかなえるゾウの【ガネーシャ】は奇抜な注文を本文の中で読者に投げつけます。
しかし、【ガネーシャ】の本質は本来人が備わっている意識を行動に移させるきっかけを与えてくれています。
これまでの人生でみなさんは色々な知識を学び吸収してきたと思います。
それを活かし、成功に向かえるのは「行動」に移す人だけなのです。
私も、みなさんも大いに「行動」してたくさん「失敗」して。たくさんの経験から少しずつ「成功」を積み上げていきましょう。

追伸
追伸
この本は2007年に販売され、200万部を超えるベストセラーとなりました。
自分は久々にこの本を読み返し、あらためて自分の考え、アイデアを実行することの大切さを認識しました。
いつも人間は成功方法を考え学びそのことで満足してしまっています。成功方法を学ぶ考えることは気分が良いんですよね。
考えてないよりはマシ。学んだことはいつか活かせると思いながら生きていても、何も行動を起こさなければ何も変わることはありません。
このことを再認識し、私も決意した時の「今」を大切にしたいと思います。
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