息子に伝えたい債券投資の話

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息子に伝えたいLQD債券ETFの話し

米国高配当ETF投資で資産運用をしているけど、準備ができたらLQDという債券ETF投資もやろうと思っている

そもそも債券ってなにかわからないよね

学校では教えてくれない債券の話

自分ももともと資産運用事態に詳しくないから、自分なりに勉強した

だって学校では教えてくれないからね

もしかしたら学校の先生たちも詳しくないかも

自分も教員免許もってるけど、金融リテラシーは0ポジションだよ(笑)

だから、少年の君に向けてできるだけ分かりやすく伝えたい

もし、今わからなくても、将来必ず見直して、逆に間違いがあれば指摘してほしい

わかること

・債券ってなに?
・株式と債券の違いは?
・なんで債券を買うの?

LQD 債権ETFを買う理由
・損しないの?

債券とは

何かを作ったり、何かを始める時にはお金がかかるよね

国が発行する債券は国債

会社が発行する債券は社債

国なら、道路作ったり、新しい公共の施設を作ったり

会社なら、新しい事業を始めたり、設備を充実させたり

どちらも作る時にお金がないと、作り始められない

お金を借りて、そのお金で新しいものを作って利益を出して借金を返すんだ

その借金が債券

分かりやすくいうと、借金の借用書(借りましたよっていう証拠の紙)が債券なんだ

そして、その借りたお金は返さなきゃいけないんだ

いつも借りたものは返さなきゃいけないって言ってるよね。それと同じ

だから債券というのは、基本的にはちゃんと返ってくるお金なんだ

じゃあ、債券っていうのは何の意味があるのかって?

君は借りたものを友達の家に返しに行くとき、お母さんからお菓子を持たされたことがあるよね?

貸したお友達は、貸したものが返ってくるだけじゃなくてお菓子も貰えたね

それが利息や金利といって、貸してくれた人に感謝の表現として、お金を増やして返してくれるんだ

株式との違い

株式との違いはなんだろうか

株式投資は会社の株っていうのを、会社が買ってあげるものなんだ

つまり出資といって、お金をあげるから頑張って働いてね、という感じでお金を出してあげるのが株の購入だ

債券はお金を貸してあげるだけど、株式はお金をあげるってことなんだ

お金はあげるんだから、返さなくても良い

じゃあ損するだけじゃん

と思うかもしれない

そんなことはなくて、株の値段はいつも上下に動いていて、買った値段より値上がりした時に売れば、キャピタルゲインといって、儲けがでるんだ

だけどさっきも言ったように、返さなくても良いお金だから、お金が同じ値段でかえってくるわけではない

だから株式の方がリスクが高いと言われているし、実際そうだと思う

何で債券を買うか

株式はリスクが債券より高いのはわかったよね

リスクとは価格の変動が大きいことを指すんだ

債券はその変動が小さい

もともと債券は返して貰う前提でお金を貸すわけだから、価格の変動は起こりづらい

貸す相手が、国や大きな会社だったらどうだろう?返してくれそつな気がしないかい?

一人の人間にお金を貸すより、規模が大きな国や企業の方が安心な気がしないかい?

もちろん国も企業も潰れる可能性はある

国が財政破綻するとディフォルトといって、その国のお金の価値がなくなってしまうことがある

企業にしても潰れてしまえば、債券という借用書は紙切れになってしまう

そこで大切なのが、債務の信用格付けだ

国や企業の債務の状況、つまりちゃんと潰れずに続けられるのか、儲かってるのかなどを調べて格付けしてくれる機関がある

その機関がつけてくれた格付けが「BBB」以上の債券が「投資適格債券」というんだ

つまり、格付けが高い方が安心して債券を買えることになる

でも格付けが高いものほど利回り、つまり投資する側の利益は小さくなる

格付けが低いほど利回りはよくなる

でも投資目的がはっきりすれば、どちらに投資すれば良いか決まってくる

ここからが今回債券を買う最も大切な理由だ

LQD 債券ETFを買う理由

自分は米国高配当ETFに投資している

配当目的でSPYDとHDVというものに投資しているんだ

詳しい内容はまた後日伝えるが、株式投資なのでリスクがある

そのリスク分散のために債券投資を考えているんだ

だから債券投資でリスクをとる必要は無いという考えから、「投資適格債券」に投資して安定感をもたらすのが今回の目的なんだ

それで、今回はその投資適格債券を集めた米国債券ETFに投資する予定だ

iシェアーズiBoxx米ドル建て投資適格社債ETFは米国籍のETF
LQDという債券ETFだ

損はしないのか?

債券は安定感があってリスクが低いと言ったけど、損はしないか疑問だよね

もちろん損することもある

·国や企業が潰れる(ディフォルトする)
·金利が下がる、債券の値が下がる
·為替のリスク

潰れるリスクと価格低下のリスク

潰れるリスクと金利、価格低下のリスクは確かにあるね

でも、今回投資を考えているiシェアーズiBoxx米ドル建て投資適格社債ETFは米国籍のETF
LQDは約2000社の数の社債を詰め合わせたセットなんだ

しかも、投資適格債券 以上の債券しか入っていない

潰れる可能性の低い債券ばかりだから、ほとんど心配いらない

の数の債券が全部ダメになるのは考えづらい

全部ダメなときはきっとこの世の終わりのときか、ターミネーターの世界みたいな感じだと思う

為替のリスク

このリスクの中で一番心配するべきは為替リスクだね

米国債券だからお金に買えるときに円高だと、ドルのお金で運用していれば価値は下がっちゃうんだ

これは実はけっこう大きなリスクなんだよね

為替の話しもまたするけど、簡単にいうとこんなかんじ

1ドル100円の時に一万円の債券を買って一年で10%の利回りで11000円になる

でも同じ一年で1ドルが90円の円高になると-10%だよね

この時11000円の債券を売っても1000円にしかならないんだ

意味ないよね

更に税金もかかるから、損しちゃう

これがザックリ為替リスクなんだ

じゃあなんで米国債券にするかって?

単純に日本の債券より利回りが良いから

為替リスクや税金をとっても、債務の安定感や利回りが日本債券と比べて米国債券の方が安心だからなんだ

為替リスクも長期投資を念頭におけばそんなに気にならない

長期投資していれば当然為替リスクを抱えるる時期もあるが、そうでもない時期も当然来る

またLQDは分配金も充実している

分配金を安定してもらえる

その分配金を再投資していき資産を少しづつ増やす

今回債権ETFを総投資額の10%から20パーセント投資する予定だ

債権ETFを組み入れることで株価の暴落時の下落幅をマイルドにしてくれる

最初に書いたように株式の方がハイリスクではある

債権がノーリスクなわけでもないし、元本割れの可能性もある

ただ、株式のみのではなく、下落幅のマイルドな債権を組み入れて多少リスク軽減になるだろう

伝えたいことのまとめ

まとめ

・債券は株式よりはローリスク。でもリスクがないわけではない
・債券は貸したお金の借用書。貸したお金は借りたところが潰れなければ帰ってくるし利息として分配金等がある
・LQDはポートフォリオの10%強組み込む。ポートフォリオの安定感を出すため

少し難しけど将来も見直してほしい

君が大人になり自分がこの世からいなくなれば、この高配当ETFは金のタマゴを産むニワトリとして君に引き継がれる

将来、君が正しい知識と、正しいと思われる投資手法で自分の家族を守れる行動の役に立ててほしい

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