いきなりです 失敗談 です
投資ブログを見てると、だいたい「爆益!」「暴騰!」「ブレイクアウトした!」的な記事がたくさん見られます。
みなさん、投資上手ですよね~
先に告白すると、私は 株式投資 は下手だと思います
だって買ったそばから下落することばっかり
有名な銘柄なんですよ!
決算だって良かったんですよ!
なんで毎回ジャンピングキャッチなんでしょう?
そこで今回は銘柄分析でもなく、爆益報告でもなく、失敗分析をしたいと思います。
考察
良い決算にもかかわらず下落した
これは割と皆さん経験あるのかもしれません。
良い決算は企業の四半期決算において、EPS、売上高、ガイダンスにおいてアナリストの事前予想を全て超えてきた成績を出すことです。
決算後に「やった、良い決算だ!」と思って張り切って買ったら、思いっきり下落します。
一番大きい最近の失敗は、U unity です
unityはゲーム開発者のための3Dコンテンツ制作、運用のためのプラットフォーム会社です。詳しい業種形態はたくさん情報があるのでそちらで見てみてください。
unityは様々なゲーム機種に対応しており、身近なゲーム機器の制作プラットフォームになっていたことから、非常に身近でした。そんなunityが‘2020年10月にIPOして、非常に株価も上昇していました。
いわゆる割高感満載のunityでしたが、様々な情報や身近なゲーム制作のプラットフォームという事もあり、それほど心配せずに2月の決算前にINしました。
実際決算自体も事前の巷の情報では、悪くない、むしろ良い決算が出るだろうとの大方の予想でしたし、実際コロナ禍でゲーム需要の高まりも感じていたので、不安無くINしました。
決算はというと、EPS、売上高、ガイダンスの全て予想を上回っており、一安心といったところでした。
しかし・・・
株価は20%近くの下落でした
“初心者”としては、「なぜ?」と理解に苦しみました。
損切も考えましたが、理由が見つからず損切できず
結果・・塩漬けです
きっとこういった自分の予定していた思考と乖離した株価の下落の時に損切りできないのが、初心者なんだなーと思います。
それはさておき、予想を上回る決算にもかかわらず株価の下落はなぜ起きるのでしょうか。
これは自分の経験として大きな財産になりました。
一番の理由は
決算を上回ることが、投資家の期待値を上回ることではないという事です。
会社の目標やアナリストの予想を上回っていても、投資家が抱く将来性に対する期待値が大きければ多い気ほどハードルが高くなります。
つまり、若ければ若い企業ほど期待値の振れ幅が大きく、これがいわゆるバリエーションが大きい銘柄ということになると認識しました。
こんなことは投資家なら常識なことなのかもしれませんが、私みたいな初心者には体験してみてはじめて実感する内容でした。
これを次の機会に活かすには、簡単にはバリエーションの高い株は買わないという手があります。でも、グロース好きの私にはそれは無理なので他の方法を考えるしかありません。
完全に下落を予想することはできません。でも手立てを打つには、決算またぎをしないというのも一つの防御手段かと思います。
あとは、社会情勢をよく見ることですかね。決算が良くても、ある業種形態が廃り始めてたり、流行りの終焉が近い場合などはいくら決算が良くても株価に反映されないと思います。
今回のunityに関しては良い決算が単に株価の期待値より悪かったという認識です。
これは非常に予想しずらいですが、今思えばプラットフォーム利用者が多くても、有料での利用者がそれほど伸びていなかったり、また、設備投資なども売り上げに影響が出ます。
またこの時期、金利の上昇もささやかれる時期でした。
地合いを含め、大きな目線で決算を迎えなくてはいけませんね。

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