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成功者の共通点
皆さんの周りには成功者はいますか?
テレビや新聞、雑誌に出てくる著名な人スポーツ選手。
成功者からはきらびやかな私生活や装いが映し出されます。
それを見てあなたはどう思っていますか?
「彼ら彼女たちは持って生まれた才能で成功した」
「生まれついた環境がちがうんだよ」
「天才なんだよ」
と思いますよね。
そう確かに彼らには共通した才能があります。
それが
『やり抜く力』です!
しかも、やり抜く力は年齢を重ねるに連れ強くなるというデータがあります。やり抜く力が「成熟」の域に近づくのでしょう。
これはつまり、何かを始めるのに、やり抜く力については遅くても大丈夫。むしろ遅い方がやり抜けるということです。
あなたの生活の中にある目標達成にももちろん役立つはずです。
ダイエットを成功させたい。
受験に合格したい。
資格試験に合格したい。
スポーツの競技で成功したい。
仕事で認められたい。
ありとあらゆる、大小関係なく身近な目標達成に活かせるのです。
GRIT
そのやり抜く力に注目して研究したのが本書【GRIT】
著者はアメリカ、ペンシルバニア大学心理学教授アンジェラ・ダックワース
アメリカ教育会で注目される「やり抜く力」の研究の第一人者です。
そもそも『やり抜く力』とはどう成功に役立つのか?
前述した成功者と言われる人は確かに技術的才能も持ち合わせてはいます。
そのたぐいまれな技術や振る舞いを見て「天才だから」とレッテル付けてしまっていませんか?
しかしかのニーチェもこう言っています。
【芸術家の素晴らしい作品を見ても、それがどれほどの努力と鍛錬に裏打ちされているかを見抜ける人はいない。そのほうがむしろ好都合と言っていい。気の遠くなるような努力のたまものだと知ったら、感動が薄れるかもしれないから。】
ニーチェ
つまり「天才」という像を造り出し、神格化して、マネできないものとして、気を紛らわせてしまっているからです。つまりそう考えたほうが「楽」なのです。
「彼らは超人的だ」「彼らは超えられない」と思い、または口に出し自分に言い訳をして現状に甘んじている。
成功者の鬼努力
いわゆる成功者たちは膨大な時間をかけ、ひとつのことに集中し、鬼のような努力で成功を収めているのである。
その努力の過程では「やり抜く力が」必要で、それにかける情熱と粘り強さを持ち合わせる人が結果を生み出す。
成功者は自己満足することはなく常に『まだまだ』と思っていて、満足しない自分に「満足している」のである。
「やり抜く力」がある人は努力をやる時間が長い。ここでの長いは、時間をかけそこそこ、まあまあで片付ける時間の長さではない。
例えば仕事でいえばクビにならない程度の仕事の質ではない。質の高い努力を集中して取り組んでいる。
スポーツに置き換えると、毎日ジョギングを長く続ける人がオリンピックのマラソンに出れるはずがない。
目的とそれに似合った努力の質を持って取り組んでいるから成功に到れる。
また成功者は意図を持ってい取り組んでいる。
意図とは明確な目標でありその目標に向かい取り組み、改善しながら進めていく。進め方はただ進めるのではなく「どう進めるか」が重要だ。
そして意図(目標)を設定してクリアを繰り返す。
意図を持って取り組むには苦痛も伴う。当然といえば当然だが、目標が高ければ負荷も高い。だからこそやり抜く力が必要なのだ。
まとめ
まとめ
「やり抜く力が強い」→「意図的に取り組める」→「努力が報われる」→「高揚感を得る」→「クセになる」→繰り返し
対して「やる気があるが何となくやる」→「意図のない取り組み」→「未達成」→「脱落」
このようにやり抜く力があれば気持ちを強く持ち、より具体的に意図的に目標に取り組めるそれこそが成功、目標達成の鍵なのである。

追伸
追伸
私も本書に出会うまではやり抜く力は一部の才能あふれる人の戯言だと思っていました。しかしその成功者たちは技術や知識の才能で成功したのではなくやり抜く力の才能で成功したということがよくわかりました。
たしかに天才肌と言われる人が挫折して表舞台から消えることはよくありますね。仕事でも頭がよくて要領も良くて自分より能力があると思った同僚が突然やめていってしまう。優良企業に転職かと思いきや、アウトローの道へ踏み外す人も見てきました。彼らはたしかに潜在的な能力は高いのでしょう。しかしやり抜く力が弱かった。
みなさんはどうですか?
私は皆さんが何かを数年何かを取り組んだりしている人であればやり抜く力を持ち合わせている人だと思います。趣味でもです。あとは次に進むために高い目標設定をしてみませんか?高い目標をクリアしその喜びを次へのパワーに変えて、目標を成し遂げていきましょう!

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