父が息子に伝えたいゲームの話し

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息子に伝えたい
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家で息子がswitchでポケットモンスターソードをやっている。

ポケモン世代ではない私はイマイチルールがわからない。

モンスターボールという玉を投げて、敵をゲットするというルールはなんとなく理解でた。

子供は『〇〇をゲットした!』とはしゃいでる。どうやらたくさん敵をゲットするのが目的らしい。


眺めていると、バトルという戦闘があった。


負けることもあるようだ

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8bitには理解不能な64bitの世界


そこでふと思った


ゲームオーバーはあるのか?



戦闘に負けたらセーブポイントのお城まで戻されないのか?


バシルーラでアリアハンに飛ばされる仲間はいないのか?


死んだ仲間を棺桶に入れて、引きずりながら旅を続けるという地獄絵図はないのか?


教会でお金を払って仲間を生き返らせるという究極の取引もないのか?


どうやらそういったシビアさはないらしい。


基本、今のゲームはクリアさせることが目的で、ストーリーもやたらと凝っている。


まるで映画のようだ。

画像もキレイ

データ保存も簡単

3Dでめっちゃリアル

でも小学生低学年の子供が黙々とゲームをする姿を見て思った。


最近のゲームは少し簡単すぎて、緊張感が足らないんじゃないのか?


そういった疑問が湧いた。

最近のゲーム難易度が下がっている理由


1 難しいことでの離脱を避けられる。
2 誰にでもプレイできる。(年齢層を広げる)
3 劇場型のゲームでストーリーに入り込みやすい

8bit世代のゲームの厳しさ


私たちの40歳前後の世代はファミコン、スーパーファミコン世代である。


あの頃のゲームのシビアさはハンパなかった。


アクションゲームは1回死ねば、その面の最初に戻される。


シューティングゲームでも、中盤まで頑張って備えた装備が1回死んだらノーマルになったりする。


シューティングゲームなんか、ある程度進んだところでノーマルになって進めるわけがない。


実質ゲームオーバー。


アクションゲームでも、そもそも3基くらいしかないからすぐゲームオーバー。


今のゲームは、ゲームオーバーすら無い。


死んでも、その場から復活。
死んでも、フル装備で復活。


何基とかない。無限。


クリア前提で作られてる。


昔のゲームで、全クリは夢のまた夢。


死ぬほど時間をかけてやったゲームを全クリしても、マジでショボいエンディング。


一番ヒドいのは、全クリしたら1面に戻るパターン。


無限ループ。


でも、おかげで鍛えられた。

現代のオシャレハイテクゲームでは得られない力を

switch64bitから得られないものを

1/8のファミコン8bitから確かな力を獲得した

8bit世代が獲得した力


ファミコン世代が獲得した力
1 難しいゲームでも、クリアに向かって死ぬ気で頑張れた。
2 誰もクリアしていないゲームをクリアしてやるという、無条件なモチベーション。
3 ストーリーもおおざっぱなので、自分で想像してイメージを造りあげて楽しんだ。


1 からは我慢強さ
2 人よりうまくやりたいという向上心
3 想像力が養われた


そう、我々世代はゲームにも鍛えられたのだ。


誰に命令されるのでもなく、

ゲームの敵におびえ、

穴に落ちないようにゆっくり進み、

ただ純粋にその面をクリアすることに挑んだ。


ただ敵に触れただけで死亡するキャラクターをひたすら前進させた。


今の世代達には味わえない、辛く険しく、

問答無用の厳しさの中で、我々はゲームに育てられた。

独断と偏見の鍛えられたゲーム6選


クリアできなかった激ムズアクションゲーム


1 魔界村
一発食らったらまさに丸裸!魔界で裸とか無理ゲーの代表作


2 スーパーマリオ2
ディスクシステムの幻のスーマリ。
ルイージのジャンプ力とスリップがハンパない。1面で1UPキノコと勘違いして毒キノコで即死被害者多数。


3 戦場の狼
縦スクロールでひたすら前進する戦争ゲーム。1人でひたすら前進。ストーリーも不明。ただひたすら前進。敵無限。


クリアできなかったシューティングゲーム


1 スターソルジャー
連射機能のジョイカードが無いとクリア不可能。そのジョイカードを買う資産が少年にはなかった。


2 沙羅曼蛇
問答無用で難しかった。


3 グラディウス2
グラディウス1で多用した⬆⬆⬇⬇⬅➡⬅➡AB
これでいきなり自爆
あまりにもヒドすぎる


今こそ、今の子供世代に伝えたい。


本来ゲームは難しく、


辛く険しい道のりだと!


クリア前提のゲームばかりだが、もっと刺激と緊張感あるゲームを欲しろ!と


今のゲームじゃあ考えられない、あの厳しさから獲得できるものがあるはずだ。


今から30年後は、今のゲームも昔のゲームして扱われる。


その時は、2020年代時代のゲームは難しかったと言われるのだろうか?


これからゲームは単に楽しむ娯楽として、脳に満足感だけを与え続ける物になってしまうのか?


どうか、今の子供達には《手間》をかけて欲しい。


いちいちセットする電源コード。(端末をグルグルに巻き付けて断線するやつ)


衝撃でバグるカセット。(つかないとき息吹きかけてませんでした?)


復活の呪文を一文字間違って、レベル1になる無力感


クリアしても全くこちらの喜びを取り合わない無機質なエンディング。


などなど、世の中の厳しさを味わい、ゲームにもまれて育つことを切に願いたい。 

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