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10日目
106キロ→100.5キロ -5.5キロ
直線本能という罠
10日間で5.5キロ減とは、いくら水分が大半を占めるとはいえ、我ながらたいしたもんです。
とはいえ、3桁からのダイエットは
序盤は減りやすいのは当然です。
ムダなモノを減らす行為(余分なモノを食べない)だけで大きな変化を得られます。
でもれより先へ進むと、停滞や、衰退がおきます。
カラダも慣れが起きて反応が悪くなります。
この停滞期に挫折する人が続出します。
挫折の理由
人間の直線本能が作用するから
直線本能とは?
グラフでいうと、右肩上がり、右肩下がり、のように一定の水準で上がり続けたり、下がり続けたりするイメージを好む本能です。
自分の未来像を描く時、この先良くなると考える場合、達成地点まで直線的に上がるイメージが湧きません?
悪くなるにしても、ずっと下り続けるイメージになりませんか?
現実はそうではなく、良くなったり悪くなったり、
折れ線グラフで表すとギザギザのはずです。
もう一つダイエット以外の例を出すと、投資の複利の説明をされると必ず、右肩上がりのキレイなグラフを見ませんか?
あれはこの世で最も実現不可能なグラフですよ。あり得ません。
投資でもなんでも、上がったり下がったりを繰り返して、長期的に見ればある程度直線的になるという感じです。
直線本能について書かれた本がこれ
【FACTFYLNESS】(ファクトフルネス)世界を正しく見る方法です
この自分の直線本能と現実の違いを理解しているのと、していないでは大違いです。
自分の理想を直線本能に従って追い続けると
停滞期のストレスに耐えられません。
自分ではやってるつもりなのに減らない。
結果が出ないと思いこんでします。
ムリなダイエットを突発的に取り組んだり、
または諦めてしまったりします。
直線本能を理解しストレスを無くす
実際は停滞期を乗り越えるには、ちょっとした変化で大丈夫なのです。
ホンの少し食事の量を変えたり、種類を変えたりするだけで、必ず変化します。
量を減らすことばかり頭に浮かびますが一時的に少し増やしたり、カロリーの少し高い食べ物を食べたりするだけで、
カラダは反応を示します。
一時的に衰退(ここでいう体重増加)したとしても必ず減少に推移します。
その上げ下げを最初に理解して、心の準備をしておけば、自分の直線本能にストレスを感じずに取り組めます。
人は結果に至る道のりを直線的に考えがちです。
また、直近の変化にも強い反応を示しがちです。
上り続けたり、下り続けたりと、
ずっと良くなる、ずっと悪くなると考えがちです。
実際はそんなことないはずです。
良い時期もあれば、
悪い時期もある。
その繰り返しがあったはずです。
ダイエットの結果や成功例をみると、あたかも一直線で成功したかのように見せます。
CMでも、私も写真はそうですが(笑)ビフォーアフターで見がちです。
でも中身はみんなそれなりに上げ下げを繰り返して進めています。
むしろ直近の変化が進化に至る過程としてモチベーションを保ち、長期的には成功していくという、直近の小さな目標と大きな目的地を描くのが成功への道だと思います。
現実を見て直線本能の思い込みを捨てましょう!

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